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ばんじょいのあゆみ

実験中なのだ!

精霊の守り人のとりこになった件

いつもの日記

今日の最後の予定の3つめはちょっと長くなるよていです。

 

近ごろなにかと話題の(そんなこともないかもしれない)NHKが精霊の守り人のドラマを放送していることは、バルサ綾瀬はるか)がかっこいいのでみなさんもご存じとおもいます。

わたしはその原作にこころをつかまえられてしまいました。ついさきほど蒼路の旅人が終わってしまったので残るは最終章、天と地の守り人。どうなるのかわくわくがとまりません。

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神の守り人の図

 

わたしがこころ惹かれたのは、バルサ(主人公の用心棒)やチャグム(皇太子)の生きる世界観。はるかむかしの、いまはどこにもないなつかしさを(みたことなけど)感じる世界への憧憬があったからだとおもいます。

自然と人とが近くにいて、ひととひとのつながりがつよい。いいこともわるいことももっと身近で、みんなが一生懸命あたえられた分にしたがってつつましく生きている。狭くて大きな世界にわたしは、すこしばかり憧れがあるのです。

 

いまの世界のたとえとしてよくいわれるのは、(ほんとはもっと違う意味があるのかもしれませんが)ここは宇宙船地球号で、私たちはその船の乗組員だというものです。

世界地図がてのひらで見れるようになったいまでも、やっぱり世界は広いように、この宇宙船もはてしなく大きいのです。そして私たちはそれぞれ居住区に少人数であつまってくらしています。この居住区がふだんの私たちの(現実のなかの)世界で、それは宇宙船全体とくらべるとあまりにもちいさいスペースです。

宇宙船がとても広いのでひとびとは別の居住区の人と(あなたが沢山の国の友達を持っていることがまれなように)あまり交流がありません。そしてこの居住区には大きな窓がないのでめったに居住区の外を見ることはできません。なのでときどき、ひとはこの居住区こそが宇宙船のすべてであるかのように思うことがあります。さらに悪いことにごく一部のひとびとはこの居住区を壁で仕切ってそこに個室をつくってしまいました。

いまの世界はまさしく個室をつくる流れのなかにあるように思えます。モノゴトはどんどん複雑になって周りからは見えなくなってしまいました。私たちは世界地図をみながら広くなった世界に満足してしまって、自分たちの世界がどんどんちいさくなっていくことに気づけなくなってしまったのかもしれません。

物語を語る者たちは、宇宙船の居住区の個室のなかにいながらも、いまいるのとはちがう世界(外国の田舎町や遠い宇宙のかなたの星など)を見ることができる特異な目を持っています。そしてことばをつかって私たちにさまざまな世界のできごとを教えてくれています。そのことばに目をむけ、こころで世界を見ることで、私たちの世界は広くて大きなものへとなるのではないでしょうか?

 

ということを日がないちにちかんがえて、すこしまとまったので書いてみました。だけれど、なんだか宗教団体のパンフレットみたいにうさん臭くなってきたので、おしまい。